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古田織部、最期の処刑の時が迫る中、家康からの差出人不明の手紙に動揺しつつも、最期まで「へうげもの」としての流儀を貫こうとする姿が描かれます。一方、織部の切腹に際し、秀忠は介錯役を柳生宗矩に命じますが、その直前に小堀遠州が満身創痍の姿で現れ、予想外の展開を迎えます。時が流れて1629年、尼となったおせんは英子と再会し、織部との日々は「へうげ」に満ちていたと語ります。そして1640年、左太郎は忠興のもとを訪れ、織部の切腹の真相を探る中で、彼が本当は死んでいないのではないかという疑念を抱き、南へと旅立つのでした。
まさか、ここで小堀遠州が出てくるとは!しかも満身創痍で…!秀忠の介錯人指名が宗矩から遠州に変わるなんて、想像もしてなかった展開に鳥肌が立ちました!織部が最期まで「へうげもの」として、周囲を巻き込み、そして家康をも動かす様は、まさに圧巻ですね。「武」と「数寄」の狭間で揺れ続けた織部ですが、結局どちらにも偏らず、彼自身の「へうげ」という境地を極めたのだと感じました。そして、左太郎たちが織部を追って旅をする姿には、まだまだ物語は終わらない、という期待感で胸が熱くなります!この先、織部との再会はあるのか、そして彼の「へうげ」はどこへ向かうのか、気になって仕方ありません!
織田信長に仕える戦国武将・古田織部。武勇に優れながらも、茶の湯に傾倒し、天下を狙う野心と美を追求するあまり、戦乱の世を奔放に生き抜く。信長、秀吉、家康の天下人たちとの関わりを通して、芸術と権謀が渦巻く壮大な物語。
戦国×茶道×美意識!「へうげもの」は、型破りな武将が茶の湯に魅せられ、美と権力、そして人生を「へうげ」ていく様を描く異色の時代劇。斬新な美意識と人間ドラマに酔いしれろ!
連載雑誌:マガジンポケット
出版社:講談社
作者:山田芳裕