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古田織部が幕府転覆と徳川家康、秀忠謀殺の容疑で拘束され、いよいよ切腹の時が迫る。家康との対峙の中、織部は自身の数奇な生き様を振り返り、関わった人々の記憶や文化を慈しむ。一方、時が流れ、織部の数奇な精神は、彼が遺した器や、それを受け継いだ人々の間で息づいていることが示唆される。特に、朝鮮から持ち帰ったという織部の愛器「唐津・鉄絵」が、かつての仲間であった左太郎の手に渡り、新たな物語を紡ぎ出す様子が描かれ、織部の「へうげもの」としての魂が、時代を超えて受け継がれていくことを強く印象づける。
ついに、我らが織部、最期の時…!でも、ただ潔く散るだけじゃないのが「へうげもの」だよな!逮捕されてもなお、家康と対峙する場面で、織部がどんなに周りの人間や、愛した「モノ」たちに支えられて生きてきたかが痛感させられる。そして、時が流れて、あの「唐津・鉄絵」が左太郎さんの手に渡る展開! これぞまさに、織部の「数奇」が、形を変えて現代にまで受け継がれていく証じゃあないか! 織部が遺した文化や美意識が、これからも誰かの心を揺さぶり、新しい「へうげもの」を生み出していくんだろうなって思うと、感動で胸がいっぱいになる。これで終わりなんて寂しいけど、織部の魂はずっと生き続けるって信じてるぜ!
織田信長に仕える戦国武将・古田織部。武勇に優れながらも、茶の湯に傾倒し、天下を狙う野心と美を追求するあまり、戦乱の世を奔放に生き抜く。信長、秀吉、家康の天下人たちとの関わりを通して、芸術と権謀が渦巻く壮大な物語。
戦国×茶道×美意識!「へうげもの」は、型破りな武将が茶の湯に魅せられ、美と権力、そして人生を「へうげ」ていく様を描く異色の時代劇。斬新な美意識と人間ドラマに酔いしれろ!
連載雑誌:マガジンポケット
出版社:講談社
作者:山田芳裕