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本話では、織部が切腹という最期を迎えることになり、その場に徳川家康までもが現れ、介錯をしようとする場面が描かれています。長年、織部の「数奇」を認めず、反目してきた家康が、自ら最期の時に関わるという展開は、まさに「へうげもの」らしい、予想を裏切る劇的な幕切れと言えるでしょう。家康が「数奇などいらん」と言い続けながらも、織部の生き様を間近で見てきたからこその、この行動には胸を打たれます。長年の因縁に終止符が打たれる、感動的なシーンとなっています。
ついに、あの古田織部が切腹の時を迎えるとは…!しかも、それを家康自らが務めるという展開に、鳥肌が立ちました! 長年、織部の「へうげ」た生き様を認めず、苦々しく思ってきた家康が、最期の場面に立ち会うなんて、これまでの二人の関係性を考えると、もうそれだけでエモすぎます。数寄を否定し続けた家康が、織部の最期をどう見届けるのか、そして、織部は最後まで「へうげもの」として、家康をも「へうげ」させてみせるのか。単なる武将の物語ではなく、二人の男の生き様と美学のぶつかり合いが、この物語の真髄だと改めて感じさせられました。最終話、どうなるのか、もう目が離せません!
織田信長に仕える戦国武将・古田織部。武勇に優れながらも、茶の湯に傾倒し、天下を狙う野心と美を追求するあまり、戦乱の世を奔放に生き抜く。信長、秀吉、家康の天下人たちとの関わりを通して、芸術と権謀が渦巻く壮大な物語。
戦国×茶道×美意識!「へうげもの」は、型破りな武将が茶の湯に魅せられ、美と権力、そして人生を「へうげ」ていく様を描く異色の時代劇。斬新な美意識と人間ドラマに酔いしれろ!
連載雑誌:マガジンポケット
出版社:講談社
作者:山田芳裕