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「憧れの相手が見る影もなく落ちぶれてしまったのを見て、『頼むから死んでくれ』と思うのが敬愛で、『それでも生きてくれ』と思うのが執着だと思っていた」という梓のモノローグから始まる第21話。人気作家・遥川悠真が失踪し、彼の部屋に残されたパソコンのファイル『部屋』には、スランプに陥った遥川と、彼の小説に救いを求めていた少女・梓の奇妙な共生関係が綴られていた。刑事たちが部屋を捜索する中、クローゼットから少女のランドセルや制服、壁一面に貼られた原稿が見つかる。物語は6年前に遡り、幼い梓が人気作家だった遥川に命を救われたところから始まる。遥川が書けなくなったことで二人の関係は変化し、梓は遥川を救うためゴーストライターになることを決意する。
いやー、第21話、衝撃的すぎませんか!? 梓が遥川先生のゴーストライターになる決意をしたところから、もう「この関係、どうなっちゃうの!?」ってハラハラドキドキだったけど、まさかあんな形で過去と現在が交錯するなんて! 遥川先生の失踪と、部屋に残された「部屋」というタイトルのファイル… あれは、先生が失踪前に梓との関係を書き記していたものなのかな? そして、クローゼットにあったランドセルや制服… あれって、梓が過去に持っていたものですよね? 刑事たちがそれを発見するシーン、鳥肌が立ちました…。 6年前、先生に救われたあの時の梓の気持ち、そして先生が小説を書けなくなってしまった苦悩、全部が全部、この歪で切ない共生関係に繋がっていくんだと思うと、もう胸が締め付けられる思いです。 次回、この謎がどう解き明かされていくのか、そして梓と遥川先生の運命はどうなるのか、展開が読めなさすぎて、いてもたってもいられません! 早く続きが読みたい!
大人気作家・水元啓介を心から愛する少女・雨宮結衣。しかし、彼女は彼を「殺したい」と願っていた。それは、過去の悲劇と、彼だけが知る秘密に起因していた。結衣の狂気と執念が、静かに、しかし確実に作家へと迫っていく。
サスペンス、ミステリー、そして痛ましい人間ドラマ。予測不能な展開と、愛憎渦巻く心理描写が読者を引き込む。
連載雑誌:マガジンポケット
出版社:講談社
作者:時雨ことり